宅建の独学着手前に勉強する範囲について見通しを持つべし

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Q.宅建の独学では、どんな点を重視しながら勉強していけばいいでしょうか?

A.宅建の試験範囲も狭くないですし、全部を勉強するのはたいへんですから、独学では
合格のために必要なことを優先して身につけていくことを目指すべきです。
早いうちに各科目について、見通しや戦略を持ったほうが失敗も減るでしょう。

宅建の試験では、合格率も合格最低点も、ある程度決まっています。
基本的には、7割以上の正解を出すことは必須、できれば8割近くの正解を
出せる実力を、宅建の独学者は毎日の勉強で身につけていきたいところです。

宅建の範囲は広いものの、科目はそれほど多くに分けられているのではないため、
ここで宅建の科目別に合格ラインの目安を表形式で提案しましょう(目安があると、独学勉強も
はかどりますからね)。

科目 含まれている法令について 問題数 理想の正解数は?
権利関係 民法・建物区分所有法・借地借家法・不動産登記法etc. 14問 8~10問
法律関係

(法令上の制限)

都市計画法・建築基準法・土地区画整理法・宅地造成等規制法・国土利用計画法・農地法etc. 8問 5~7問
宅建業法

(宅地建物取引業法)

宅地建物取引業者、宅地建物取引主任者・営業保証金、保証協会・業務上の規制・監督処分etc. 20問 15~18問
その他の法令 税法・価格の評定・土地建物etc. 8問 5~7問
  50問 33~42問

この表では、わざと「理想の正解数」の幅を広く持たせておきました。
宅建の独学者ひとりひとりでやはり、勉強中に得意不得意が出てきますから、
不得意な科目では最小限の正解を目標とし、残りを得意科目でカバーするという手も
この表にもとづいて勉強すれば使えるはずです
(例年は、合格最低点が35点を下回ることもありますが、なるべく35問を超える目標
立てるようにしてください)。

ここで科目ごとの大まかな傾向を並べておきます。

・権利関係
ただでさえ量も範囲も膨大な法令(民法ほか)が入っているため、不得意にする受験者が
少なくありません。

・法律関係
ややこしい問題が多く、独学をはじめたばかりの受験者がよく音を上げています。
ただ暗記をいとわない人なら得意科目にすることもできます。

・宅建業法
問題数が多いですが、上記2科目と比べれば負担は軽いといえます。
ここで点を極力稼ぐことがカギを握るというケースは多いでしょう。

・その他の法令
問題数も少なく、範囲も狭くはないためやりにくいという意見が多いですが、
過去の問題をとにかくよく見て、よく出る範囲から固めておくことが重要です。

最初の段階、特にテキスト等にひと通り目を通して、自分の得意不得意が固まってきたら
どれくらいの正解数を稼ぐのか決めて勉強していくと、人間は不思議と勉強しやすくなりますし
模擬試験等を受けるにあたっても準備にはずみがつきます。
独学の途中で得意不得意が変わってきたら、科目ごとの目標も変更してもよいでしょう。

補足)各科目で、問題の数は突然若干の変更が加えられることがあります。
科目の内容(法令の種類)も同様に若干変わる可能性があるため、
大まかな目安として受けとらえるようにご注意お願いします。

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